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バランス・スコア・カードとは？

バランス・スコア・カードは、１９９２年にハーバード・ビジネス・スクール教授のキャプラン（Robert S. Kaplan）教授と、戦略コンサルティング・ファーム代表のノートン（David P. Norton）氏が開発した業績評価システムです。
　従来のように財務的な視点のみから評価を行うのではなく、非財務指標も含めた多角的な視点に立った業績評価システムとなっています。

バランス・スコア・カードの評価方法

基本的に以下の4つの視点から、それぞれの視点毎に、目標・業績評価指標（ＫＰＩ）、ターゲット、具体的プログラムを設定していきます。
（１） 財務的視点
（２） 顧客の視点
（３） 社内ビジネスプロセスの視点
（４） 学習と成長の視点

バランス・スコア・カードのメリット

財務的視点のみではなく、顧客の満足度といったような視点から多角的にバランスのとれた業績評価を行うことができます。
企業の戦略と業績評価を有機的に結びつけて、それを客観的な指標とすることが出来るため、企業あるいはグループの戦略を個々の従業員に至るまで共有し、それぞれの目標・責任を明確にすることが出来ます。
戦略をブレークダウンした具体的目標を設定することによって、経営資源の選択と集中をすることが可能となります。